厚生労働省は国内初の治療薬に「レムデシビル」を承認。
この承認された新型コロナウイルスの治療薬「レムデシビル」はアメリカの製薬会社
「ギリアド・サイエンシズ」が申請していたもの。
そもそも「レムデシビル」はエボラ出血熱の治療薬として開発が進められてきたもので
新型コロナウイルスの治療にも効果が期待されているみたいです。
そして重症患者に限定して提供されるということです。
日本では厚生労働省の審議会に専門家らも出席し、安全性や有効性などについて
議論の結果、承認を認める意見をまとめたそうです。
承認とはいっても色々と課題もあるみたいですね。
「レムデシビル」は流通量が限られていて、必要な量を確保できるのか、
また安全性や有効性に関する情報がきわめて限られていることなどから、
重症患者を対象に限定して提供されるみたいです。
どんな薬でもリスクをともなわない薬はないように思います。
報告されている「レムデシビル」の副作用では腎機能障害、肝機能障害、皮疹、
下痢などがあげられています。
重篤な副作用としては、急性腎障害、多臓器不全、敗血症性ショック
低血圧などが認められているそうです。
いっときも早く新型コロナウイルスを収束させるためには
まだまだ乗り越えなければならない大きな山がそそり立っているように感じますね。